leap before you look

カレーだいすき。

ヤナイのこと

最近本当に何の気なしに、ふと箭内道彦のことを思い出して、箭内道彦の広告会社(会社?)であるところの、風とロックのホームページを見てみた。そこには「風とロックフェス」の告知が。そしてその日は風とロックフェスのチケットの発売日。偶然が偶然を呼んで、私は誰と行くとかいっさい決めずに、日にちとかもちら見くらいでそのチケットをとってしまった。偶然というのはあるな。その日に思い出さなかったらきっと行きやしなかったんだろうな。そして箭内のことはまた遠くに置きっぱなしだったんだろう。

箭内箭内と私は全く馴れ馴れしいと思うんだけども、無論知り合いでもなんでもなくて私は単に箭内道彦の広告が好きなのだ。というか私は広告そのものが好きなままで、広告を作るというところから全く関係なくなった今でも広告はそれはそれでやっぱり好きで(未練ということではなくただ変わらない感じ)、そんな広告の中でも私がとても好きな広告をたくさん作ってるのが箭内、というのが私と箭内の関係だ。でも毎日仕事をしているとだんだんそういうところからも遠くなって、広告も「これはすごい」と思うようなのとだんだん出会えなくなっちゃって、自分が広告を好きなことも忘れて行って、という感じで来た今、久しぶりにいろいろなことを思い出しながら、箭内の関係の本とか箭内特集の雑誌とかを読みあさった。最近は箭内道彦もとても有名になって、前より箭内の考えとかそういうのを見れる機会が多くなったのは嬉しいんだけど、やっぱり私は箭内の作ったもののほうが見たいよ!!と思ってライブにいくことに決めたんだと思う。箭内の手法とか考えとかよりもできたものが見たい。

広告というのはビジネスっぽさが強くて、ただ見てるのが好きとかわくわくするという私の気持ちはなんだか伝わらないような気がする。前は広告を作る人になりたいなと思ってたけど、今は今の仕事をしたままでただ広告を見てたいなと思うよ、というのは私は広告からきっかけのようなものをもらっているだけだと思うから。すごい広告を見て、私は自分もこんな風なものを作りたいと思うよりも、自分も自分のやりたいことをこんな形でがーんと見せれたらいいなと・・・書いていてあんまり違わないような気がしたけども・・・。青臭いことをだらだらと書いてしまった。