leap before you look

カレーだいすき。

助っ人はいつだって突然

3連休。引越のあれこれで明けて暮れる。あっ、土曜日は母と妹と遊んじゃったけど。家電の下見をしたり結婚指輪の(!)下見をしたり・・・母と。不毛。でも私も社員氏も家電はともかく指輪とかには超うといので女性の意見を聞いとこうと思って。結果的に、分かったことは、結婚指輪は調整やあれやこれやで注文してから自分の手元に来るまで1ヶ月弱?かかるということ。と社員氏にあとで言ったら驚いていた。危なかった!それだけでも分かってよかったかも。
昨日は社員氏と家電を買いに行く。ビックで買おう(近いし)と思ってたんだけど、値段はまあともかく、送料とか階段上げ料金とかリサイクル料とかが全体的にこまごまと書いてあって、なんとなくめんどくさい気持ちに・・・大人なんだからがんばれよと自分に言い聞かせつつ、とりあえず何かに納得するためにほかのお店も見てみようと、ヤマダ電機へ。池袋に新しくヤマダができたとき、なんかやだな(何がかは分からないけども)と思ったことがあって、ヤマダで買うのは癪だなあと思ったんだけども行ってみた。でも予想外に、ヤマダの店員さんは親切で、値段もビックより大幅に安い上に送料もかからず階段上げ料金もかからず、リサイクル料だけで済むのがシンプルでそっちに決めてみる。結果的に予算よりとても安く上がったよ。社員氏と私は、あんなに私たちはヤマダが嫌いだったのに、こんなに簡単に転んでしまって・・・と考え込んでしまったんだけど、店員さんの親切さと明快さにやられたんだなというあたりに話は落ち着いた。めんどくさい私たちであるよ。
そして帰宅してから本の整理などを始める。とにかくうちの引越しの焦点は本ですよ。本をどうするかというあたりですよ。実家に送るものと売りに出すものと、新居に持って行くものに分けまくる。まだあと半分以上残ってるけど、つめ始めたことで全体像が見えて来て、果てのないように思えた引越しも気が楽になって来た。分けてる途中、本屋のバイト時代の友達から電話が。今長野から車で東京に向かってるんだけど渋滞にはまっちゃったー、とのこと。しかもあてもなくただふらっと東京に向かってるらしい。うちに来たらどうだい、そして一緒に引越しの手伝いなどしてみませんかと言ってみたところ、来てくれるって!車サイコーと思った。とりあえず本を一緒に売りに行く約束を取り付ける。
今日。健康ランドで夜を過ごした彼女が朝に目白にやってくる。ありがとう!と思いつつも早速こき使ってしまう。売りに行く本、紙袋で6袋もあったんだけど、それを運んでくれるのを手伝ってもらう。売ってみたらその本は全部で150冊くらいあったみたい。うちには一体何冊の本が・・・とちょっと気が遠くなる。シンプルな生活に非常に憧れたりもする。だから全体的に運ぶ本とか見直そうと思った。そして、これから本を買う時もちゃんと考えようと思う。何を基準にするかとか全然私の中で定まらないし、私が今現時点でやろうとしていることは効率化のようなことで、でも本を読むことに何の効率化があろうかと思う私がいる。まあ・・・考えよう。失敗したりこれでよかったと思ったりしながらいい感じの共存法を見つけて行きたい。
本を売りに行った後も彼女には付き合いにつきあってもらう。今日は不動産屋さんに鍵をもらいに行く日だったので、車で梅ヶ丘まで。鍵を受けとって、新居の工事の仕上がりとかが見たくなったので、経堂に向かう。車で行くと超近くて驚く。新居は全体的にとてもきれいに工事が終わってて大分テンションが上がった。新築みたい。と同時に、網戸がないことにも気付いたりして。
経堂から下北沢に戻り、彼女と一緒に下北沢のマジックスパイススープカレーをお昼に食べる。梅ヶ丘とか下北沢とか赤堤通りとか羽根木公園とか、そのあたりは私も彼女もまさに青春としか言いようのない時期を過ごした場所で、いろんな思い出がぼろぼろと出て来てなんだかきゅんとしてしまう。もう5年くらい前の話なんだよなと。本屋の仲間はみんなそのへんに住んでいて、会いたいときにすぐ会えて、夜中に歩いてまでうちに来たりして楽しかったこととかを思い出すよ。今は長野からきた彼女の車にのってそのへんを通り過ぎている。というあたりになにかしみじみとしたものを感じたよ。センチメンタルな旅だ。
最後、やはり本屋仲間である社員氏に会いに一路八王子へ。ちらっと再会し、彼女は八王子から中央高速に乗って長野へ、私は京王線で新宿まで帰ったよ。寂しいなあ。
寂しいけど、今日は彼女と長い時間一緒にいて、いままで細切れの時間しかなかったからなかなかできなかった話もがっつりできて、なんか距離が縮まったような気がしたよ。生き方はそれぞれだけど、でも仲良くいたいなと今日は改めて思った。手伝ってくれてありがとう!マルタ。