田舎、絶好調

火曜日、社員氏の休日だから急いで帰りちゅう。
週末は実家に帰って、近所の人たちとか親戚に結婚御披露目の会。ほとんど10年以上会ってない人達だけど、婿入りだからやるんだそうだ。最初はうちの田舎らしくみんなおとなしめで、気まずいかなあ、気まずいよな、しばらくぶりだし…と思ったけど、ちょっと飲んだらみんないきなり絶好調でおもしろい。私は人見知りでどうしようもないんだけど、社員氏が大人らしくわいわいとやってくれて助かった。
終わったあとは、妹と社員氏と三人で新幹線で東京に戻る。妹は見た目こそ私と違って華やかだけど、中身は似てる。私より確実にまっとうで地に足のついたやつだけど、似てる、どうしようもなく似てる部分がある。今回発見したのは、彼氏に対しての怒り方というなんともあれな。似てたよ…うんざりするくらいに私だ！妹は割と気持ちを外に出さないタイプの人間だから怒ることにまず驚いたけども。ルーツは確実におかあさんだね！としみじみする。同じ怒り方をする二人の女に社員氏ははさまれて座っていたけど、ただにこにこして聞いていたよ…。
これで結婚にまつわる全ての行事は終わったよ。地味に全てを終わらせた。長く一緒に暮らしてたから、結婚してなんか変わったりは相変わらずしてないんだけど。ときめきとかもそんなにない。でも私はときめきよりも長く一緒に生きていきたい気持ちのほうを大事にしたい。ときめきなんて一瞬で、小さく大きく日常的にひそんでる。でも一瞬だなと思う。恋だけじゃなくて、ときめきよりも社員氏。これが私の結婚だけど、社員氏はまた違うんだろうな。